倉敷市にある「いがらしゆみこ美術館」は開館10周年を記念した小説「倉敷物語~はちまん~」を出版しました。その出版報告会が23日(金)、倉敷アイビースクエアで開かれました。
小説「倉敷物語~はちまん~」の物語は、明治から昭和初期の倉敷を舞台にしています。「はちまん」とは主人公のニックネームで、倉敷の方言で「おてんば」という意味です。はちまんが数奇な運命に翻弄されながらも、岡山・倉敷にゆかりのある大原孫三郎などの著名人に影響を受けながら成長していくというフィクションです。出版報告会では岡山県立図書館に5冊、倉敷市内の小中学校や図書館に100冊が寄贈され、県と市の関係者に著者の三城さんから目録が手渡されました。小説「倉敷物語~はちまん~」は8月20日から全国の主要書店で販売される予定です。また、いがらしゆみこ美術館では7月24日から先行販売を行っています。




