夏の高校野球岡山大会は、今日、準決勝2試合が行われました。
第1試合では、倉敷商業が岡山学芸館と対戦しました。初回、倉商は、死球で出塁した妹尾恭平を3塁に進めると4番川合の2球目。学芸館バッテリーにミスがでて倉商は、ノーヒットで1点を先制しました。1点を先制した倉商ですが、2回から6回まで毎回ランナーを背負う苦しい展開となります。それでも、先発 島田がコーナーを丁寧に突き凡打の山を築きます。バックも堅い守りで島田を盛り立てます。迎えた8回。倉商は、二死から江草が四球で出塁すると4番川合の打球は、センターの頭上を越える長打。1塁から江草が一気にホームをつき待望の追加点を奪います。さらに、続く植田が1塁線を破り、川合がホームを踏んで3点目を奪います。しかし、粘る学芸館その裏。ヒット2本で一死2,3塁とチャンスをつくり、打席には4番浅井を迎えます。浅井の打球はショートへ。これをショートの江草がはじいてしまい、1点を還されます。さらに、満塁のピンチで6番藤原の内野ゴロの間に1点を奪われ、これで1点差にまで詰め寄られます。なおも、1,3塁とされ、学芸館は代打 本庄。しかし、倉商 島田が踏ん張り同点を許しません。結局、9回にも1点を追加した倉商が、粘る学芸館を振り切り大会3連覇へ王手をかけました。なお、準決勝第2試合では、玉野光南が興譲館を破り決勝進出を果たしています。決勝は、26日午後1時から倉敷マスカットスタジアムで行われます。




