倉敷市の水島公民館で琴や尺八の愛好者が演奏会を開きました。
演奏会を開いたのは、都山流尺八研究会で、琴や尺八を使った9曲を披露しました。ステージに立ったのは、研究会代表の大島眺山さんから指導を受けるおよそ50人で、中学2年生から84歳までの幅広い年齢層となりました。その多くは 水島公民館で月2回開かれる講座生で、これまでの練習の成果を表現していました。演目の中には「さくら」や「荒城の月」といった日本を代表する歌を総勢30人でメドレー演奏する場面もあり、美しい音色を会場内に響かせていました。大島眺山さんは、「邦楽は日本人の郷愁をそそる音楽で、こうした演奏会を通して演奏者には自信をつけてもらい、多くの人にその魅力を知ってもらえれば」と話していました。会場には関係者や邦楽ファンなどが詰めかけ、落ち着いた雰囲気の中耳を傾けていました。




