倉敷商業高校書道部は、西日本豪雨災害直後から復興への思いを込めた作品を毎年制作、展示しています。
災害から3年経った今年は復旧したばかりのマービーふれあいセンターに作品を展示しました。
倉敷商業高校書道部3年生16人で書いた縦2メートル、横7メートルの作品が豪雨災害から復旧したばかりのマービーふれあいセンターへ運び込まれていきます。
倉敷商業高校書道部は、文化部のインターハイといわれている「全国高等学校総合文化祭」に岡山県代表として 10年連続出場している強豪校です。
そんな倉敷商業 書道部では、西日本豪雨直後から被災地に元気や希望を届けようと毎年、3年生が被災した住民へ届けたい言葉を考えて作品制作を行っています。
被災直後の3年前は「今を生きる」、翌年は「明日へ」、去年は復興への思いと新型コロナの収束の思いを込め、「願い」の文字を書いて表現し、倉敷駅前地下道アートギャラリーで展示しました。
今年の言葉は「繋」。
豪雨災害を風化させないために、3年前の7月6日の記憶や想いを自分たちが受け継いでいくという気持ちを込め、あえて漢字1文字で力強く表現しました。
倉敷商業書道部員が想いを込めて書いた「繋」は、きょうから23日(金)までマービーふれあいセンターの2階展示スペースで展示されます。
また、8月からは倉敷駅前地下道アートギャラリーでも展示されるとのことです。




