昭和20年代後半から40年代後半にかけて、総社市昭和地区にあった町・昭和町の当時の写真を集めた写真展がまちかど郷土館で開かれています。
昭和町は昭和27年4月に吉備郡日美村、下倉村、水内村、富山村の4ヵ村が合併して発足しました。
今回の写真展には、昭和町が総社市に編入合併される昭和47年4月までの20年間に町内で撮影された写真89点が展示されています。
写真からは戦後の復興期に大きな変革を迫られた山間部の自治体の姿をはじめ、高度成長期の中での人々の生活スタイルの変化を知ることができます。
成人の日に行われた町内マラソン大会の写真です。
選手たちの真剣な様子が伝わってきます。
一方、こちらはかつて県内で盛んに栽培されていた葉タバコ畑の写真です。
当時は昭和地区でも多くの農家が葉タバコ栽培に従事していました。
この他にも昭和町のまちなみの移り変わりが分かる写真が並びます。
「写真展 昭和町の頃」は来月(8月)1日まで総社市まちかど郷土館で開かれています。




