平成30年の7月豪雨災害からまもなく3年となります。
総社市下原では災害の記憶を伝える石碑が設置され住民にお披露目されました。
総社市の下原公会堂に西日本豪雨災害の石碑が設置されました。
総社市下原地区は平成30年の7月豪雨災害で水害とアルミ工場の爆発により地区内すべてとなるおよそ100世帯が被害を受けました。
この災害を後世に伝えようと地区住民が中心となって石碑を設置しました。
石碑には平成30年の豪雨災害の被害状況などが刻まれ災害に強い地域をつくっていくことの大切さを伝えています。
また下原公会堂の中にはアルミ工場の爆発で住宅地に飛来したアルミの塊も保存し展示することにしました。
さらに下原公会堂の横に整備した第二公会堂の2階には下原地区の水害の歴史を伝える資料室を今年秋の開設を目指して準備を進めています。
石碑のお披露目に合わせて資料が地区住民に公開されました。
またこの日下原地区での災害記憶誌を地域住民に配布しました。
記憶誌には明治26年に発生した下原地区での水害被害の様子や地区で毎年行われていた避難訓練が平成30年の豪雨災害で生かされたことなどが書かれています。
下原地区では今年8月に地震を想定した避難訓練を行う考えです。




