男女がお互いに尊重し合い、対等な立場でいられる社会づくりについての講演会がJA岡山西で開かれました。
岡山大学大学院の環境学研究科の小松 泰信さんが講師を務めた講演会にはJA岡山西の職員と女性部のメンバーあわせておよそ240人が参加しました。講演の中で小松さんは、「日本は教育水準や国民所得などから換算した人間開発指数は、世界で10番目と高いが男女間格差に関しては、134ヵ国中131番目となっている」と説明し、男女の性別にとらわれすぎてせっかくの人材が活躍しきれていない社会であると指摘しました。特に地域社会においては『地域や組織の代表は男性』という役割分担が根強く残っている」と話し、高齢単身世帯が主流になりつつある現在、より安心感のある豊かな地域社会にしていくためには男女が互いの特性を理解して日常生活から支えあえる環境づくりが必要だと訴えました。




