玉野商工高校機械科の生徒たちが地元企業の宮原製作所を訪れ、体験実習を行いました。
玉野商工機械科は地元企業と連携した授業が多くあり、この日は1年生31人が宮原製作所を訪れました。
宮原製作所は、大型船舶用の排気弁やピストンなどを作っています。
一年生の実習の受け入れは今年で3回目になります。
去年は新型コロナウイルスの影響で、中止となりました。
今回、生徒は3つのグループに分かれ、製品の測定実習や現役社員との座談会を行いました。
生徒たちは、100分の1ミリの単位で測れるマイクロメータという機械を使い、エンジンの排気弁を測っていきます。
普段、授業では触ったことのない道具に、生徒たちは苦戦している様子。
製作所の社員に教わりながら、真剣な表情で取り組んでいました。
一方、若手社員を囲んでの座談会ではこの春に機械科を卒業したばかりの2人の新入社員が話をしました。
機械科1期生の身近な先輩の話に生徒たちもメモを取りながら聞いていました。
玉野商工の機械科の1年生は2年生からは毎週、宮原製作所での実習を行います。




