玉野商工会議所は今年度の通常議員総会を開き、秋の「たまの港フェスティバル」「花火大会」の開催に向け準備を進めていることなど、今年度の事業計画が報告されました。
議員総会は、およそ50人が出席して行われました。
今年度の事業計画について、宇野港を拠点にした大型イベント「たまの港フェスティバル」は、10月16日、17日の2日間を予定し、運営資金をクラウドファンディングで募ります。
目標金額は100万円で、達成しなかった場合は中止します。
また、玉野まつりについて、夏のおどり大会は2年連続の中止が決まっていますが、花火大会は11月21日を予定。
7月末までに開催するか決めることが報告されました。
また山根一人会頭は、宇野―高松間を45分で結ぶ小型船の社会実験に向け取り組む決意を示しました。
社会実験では50人乗り、朝夕4往復を想定していて、今後は法的な問題をクリアしながら、実現させたい考えです。
このほか総会では、2020年度の収支決算が承認されました。
元職員による積立金不正流用が去年4月に発覚したことで、2019年度決算は4336万円あまりの欠損金を計上していましたが、去年8月までに元職員から損害賠償金として全額回収したため、2020年度は欠損金がなくなりました。
また会員数については729社となり、3年ぶりに増加したことなどが報告されました。




