玉野で活動する造形美術家佐藤史仁さんの個展が、玉野市築港の駅東創庫で開かれています。
室内には、廃材を使った少し奇抜なオブジェが並んでいます。空間全体で何をイメージしているかというと、少し古びた『鶏の農場』です。アートの拠点施設駅東創庫で活動している造形美術家佐藤史仁さんが、最近気になっていることを表しています。作品は、添加物などで悪影響を受けた家畜の肉と人間の肉を対比させていて、知らず知らずの間に人間の身体も蝕ばまれていることを風刺しています。また、会場の空間は見方によって、例えば、海の中の風景に見えたりと、現代アートの醍醐味を思い思いに堪能することができます。佐藤史仁さんの個展は、今月26日まで玉野市築港の駅東創庫で開かれています。




