江戸時代から伝わる倉敷市児島の伝統的な織物・真田紐の雑貨製品が、日本郷土玩具館で展示販売されています。
江戸時代から桐箱の紐や帯留めに使われている真田紐。
その魅力や実用性を身近に感じてもらおうと、児島唐琴にある坂本織物が、真田紐を使った雑貨製品を会場に展示しています。
10年前に初めて商品化したネックストラップをはじめ、真田紐を使ったマスクホルダーや、イヤリング、ブローチといったアクセサリーなど、真田紐の可能性に挑戦した多種多様な製品が並びます。
新たな挑戦も続いています。
こちらは、倉敷帆布とコラボレーションしたバッグです。
ショルダー部分に真田紐を採用していて、帆布との共通点である丈夫さが存分に生かされています。
植物などの天然染料で糸を染めた真田紐も初めて作りました。
糸の発色や風合いの違いを感じることができます。
また、箱を直接縛らなくてもよいファッション感覚で見せられる真田紐の使い方も試しています。
普段販売しない珍しい柄の真田紐もあわせて販売しています。
真田紐の可能性と、その魅力を感じられる展示会は7月11日まで開かれています。




