総社の秋の風物詩「神が辻薪狂言」に向けて子ども狂言の練習がはじまりました。
今年の子ども狂言に参加するのは、総社市内の小学4年生から6年生の10人です。練習初日のきょうは、講師の大蔵流狂言師の善竹忠重さんから声の出し方を学んだあと、早速、狂言独特の言い回しなどの指導を受けました。神が辻薪狂言は、総社市民会館前のカミガツジプラザを使って街の活性化をしようと、総社商工会議所青年部が昭和62年に取り組みを始めました。当初は大蔵流狂言師の善竹忠重さんの公演だけでしたが、日本の文化である狂言を後世に伝えていこうと、平成8年から市内の小学生を対象にした子ども狂言を始めました。今年の練習は全部で8回行われ、9月24日に公演が行われます。練習に参加した子どもの中には3年連続となる人もいて、初めて参加した人の手本になりながら秋の公演に向け台本を確認していました。




