先月29日から岡山市の桃太郎スタジアムで3日間に渡って繰り広げられた県高校総体陸上競技。倉敷・総社・玉野のKCTエリア勢の選手の活躍をテーマ別に振り返ります。
「圧巻」
<110mH・400mH 1位・安部孝駿(光南3・妹尾中)>
まず、圧巻のレースの見せたのがハードル種目でインターハイ2冠を狙う玉野光南3年の安部選手。去年インターハイで3位に終わった400mHでは最低でも大会新、そして自身の持つ県高校記録51秒22の更新を狙います。今年のインターハイ、この種目で優勝候補の筆頭に上げられる期待の大型ハードラー、ダイナミックなハードリングで他を圧倒しました。
安部選手「50秒台を出したかった。まだ満足できない」
また、110mHでも圧巻のレースを見せます。他の選手を寄せ付けず、追い風参考ながら県記録を上回るタイムで優勝を果たしました。
<400m 1位・森永早紀(中央3・倉敷西中)>
一方、女子では倉敷中央3年の森永選手。女子400mで昨シーズン55秒48の全国トップクラスのタイムを出し、県高校記録のみならず県記録も塗り替えました。春に故障し、大会直前までリハビリを続けていましたが、そんなことは微塵も感じさせない余裕の勝利でした。
森永選手「故障していたことを考えればきょうはまあまあ。全国制覇したい」
<800m 1位・北島寛也(光南2・桑田中)、2位・光田佳樹(光南1・倉敷南中)、3位・藤澤桂一(光南2・玉島西中)>
そして、圧巻の追い込みを見せたのが、男子800mの玉野光南トリオです。序盤は最後方でレースを展開します。ラスト1周となったあたりから徐々に追い上げを開始し、3人揃って次々と前方の選手を交わします。終わってみれば、玉野光南勢が1位・2位・3位を独占。圧巻のレースでした。
北島選手「最初後ろにいたのでヒヤヒヤしたがラスト200で挽回できてよかった」
「念願」
<5000m 1位・多田要(倉敷2・多津美中)>
つづいて念願の勝利を収めた選手を2人紹介します。まず一人目は男子5000mに出場した倉敷2年の多田選手。中学時代から都道府県対抗駅伝のメンバーに選ばれるなど、高い能力を見せていましたが、中学時代、県大会では2位に甘んじてきました。層の厚い倉敷高校で掴んだチャンス。序盤2番手につけて様子を伺い、後半勝負で見事念願の優勝を果たしました。
多田選手「自分の思うようなレースができた。1番目に立てることはとてもうれしい」
<200m 1位・松尾紗也可(中央2・倉敷南中)>
つづいて2人目は倉敷中央2年の松尾選手。これまで同じ高校の先輩に優勝の座を譲ってきました。前日に行われた100mでも2位でしたが、女子200mでついに念願の勝利を収めました。
松尾選手「いつも後をついて練習してきた先輩に勝ててとてもうれしかった」
「続け」
<やり投 2位・上田歩(総社南2・総社中)>
女子やり投では総社南2年の上田選手が先輩に続けと快進撃を見せました。総社南からはここ2年、男子やり投でIH出場を果たしています。上田選手は小学生のときに軟式野球チームで外野を守っていた経験があり、その野球で鍛えた肩と短距離走で鍛えた下半身の強さで自己ベストとなる40m52を記録。準優勝を果たしました。
<3000mSC 4位・加藤貴大(倉敷3・広島 小方中)>
男子3000mSCでは倉敷3年の加藤選手が兄に続けと力走を見せました。兄・康睦さんは同じ3000mSCで2005年のIHで全国3位の実績を持ちます。加藤選手は中盤以降、徐々に順位をあげ、2位グループを引っ張ります。最後はゴール直前で玉野光南の長谷川選手らに交わされ、4位となりましたが、兄弟でのIH出場にむけて中国大会での奮闘が期待されます。
※あす金曜日のKCTワイドでもひきつづき、KCTエリア勢の活躍の様子を紹介します。




