オーストリアと倉敷市で活動中の現代美術作家による交流展が、倉敷市立美術館の第一展示室ではじまりました。
この交流展は、16年前に倉敷市の現代美術作家原田杜子史さんが、日本とオーストリアの修交125周年を記念した作品展に出品したのをきっかけに始まりました。今年で6回目となる交流展には地元倉敷から6人、オーストリアから18人の現代美術作家が参加し、自分の国の文化などを表現した作品を展示しました。オーストリアの作家ヴォルフガング・ホルヴァトさんは、交響曲の父といわれるオーストリアの作曲家 ハイドンのかつらをモチーフにしたユニークな作品を展示しました。古川 豊子さんは、手漉きの和紙に柿の葉やヨモギといった身近にある植物などから搾り出した色素を使って鶴のいる風景を描いています。交流展初日のきょうはギャラリーコンサートも開かれ、開催に華を添えました。オーストリアと倉敷の現代美術作家の交流展は、25日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。また、26日(月)からはマービーふれあいセンターでも開催されます。




