新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて臨時休館していた倉敷市の大原美術館はきょう(15日)から開館時間を短縮して再開しました。
5月16日から臨時休館していた大原美術館。
県内の感染状況が落ち着いてきたことや東京の美術館が再開していることなどから緊急事態宣言の発令期限の今月20日を前に扉を開けました。
およそ1カ月ぶりとなったきょうの来館者は10人。
おととし6月の1日あたりの平均来館者数は774人でした。
あたりに賑わいが戻るのはもう少し先のようです。
創業50年近いこちらの民芸店では…。
長引く新型コロナの影響に苦しむ倉敷美観地区にとって、大原美術館の前倒しの再開は町の人の背中を押しているようです。
さまざまな業種が集まる観光地・美観地区。
大原美術館は使命感を持って1日でも早く開けるという決断をしました。
大原美術館は当面の間、午前9時から正午までに時間を短縮して開館するということです。




