倉敷市中島の真言宗のお寺高蔵寺で今年も、寺子屋が開かれました。
高蔵寺の寺子屋は、住職の天野高雄さんが、子どもたちに「団体生活の大切さを学んでもらおう」と、12年前に始めました。この日は、市内外から小学生と幼稚園児14人が参加しました。普段は、毎月、第2、第4土曜日に行っていますが、1年に1回、夏休み期間中には、子坊さんの服に着替えて、礼拝や掃除などを体験しています。寺子屋では「敬語で話さなければならない」とか「年が下でも寺子屋に通っている年月が長い方が先輩になる」などの決まりがあります。参加した子どもたちは、5年以上通っている子もいれば、この日が初めての子もいます。わからないことは子ども同士で教え合うなどして、礼儀や人との接し方も学んでいました。高蔵寺では、ここで学んだ子どもたちに信仰心のある大人になってもらいたいと、今後も寺子屋を続けていきたいとしています。




