緊急事態宣言の延長が発表されてから1週間が経ちました。
岡山県の伊原木 隆太知事は、県内の新型コロナ感染状況が改善傾向にあるとし、緊急事態宣言の解除が予定されている今月20日までに、感染状況を現在のステージ4からステージ2に引き下げることを目指している考えを示しました。
県内の直近1週間の感染状況は6つの項目の全てで前の週を下回っています。
このうち、10万人あたりの新規陽性者数は前の週からおよそ半数減って15・13人となりステージ4から3へと改善しています。
また、病床使用率もステージ4ではあるものの前の週から7・7ポイント減り、ステージ3の目安となる50パーセント以下に近づいてきています。
伊原木知事は緊急事態宣言が解除される予定の今月20日までにステージ2まで戻すことが 見込めるペースで状況が改善していると強調し、県民に気を緩めることなく引き続き、感染予防を徹底するよう呼びかけました。
また、医療従事者や高齢者施設などの職員が当面の接種対象となる、県営ワクチン接種会場の運営の開始日が発表されました。
川崎医科大学総合医療センター会場は今月14日から、岡山県南部健康づくりセンター会場は今月17日から開設されます。
一日あたりの接種想定回数は、2つの会場で1500回程度を見込んでいます。




