長引く新型コロナウイルスの影響は観光地にも及んでいます。
倉敷美観地区にある雑貨店では現状を打開するためクラウドファンディングを活用した支援を募っています。
緊急事態宣言の発令を受け美観地区の人通りもまばらです。
ここで、15年前からオリジナルのデニム製品や雑貨を販売している「倉敷屋花織店」です。
美観地区の入り口に店を構える「倉敷屋」では新型コロナウイルスが流行し始めた去年4月から客足が減り売り上げが大幅に減少しています。
「倉敷屋」ではコロナ禍での厳しい状態を打開しようと自社で作成したオリジナルマスクを自動販売機で販売し1週間で100枚を売り上げる人気でしたが緊急事態宣言発令などもあり厳しい状態が続いています。
「倉敷屋」を運営する「ハートプランニング」は美観地区内で8つの店舗を経営していますが現在営業しているのは「花織店」のみで従業員も休みの状態が続いています。
職人の技術や従業員の雇用を守ろうと「ハートプランニング」は今年3月からクラウドファンディングを活用した支援の呼びかけを行っています。
現在、支援の返礼品として贈っているのが、こちらの倉敷産の帆布を使ったバッグです。
表面には倉敷屋のロゴに登場している「葵ウサギ」がプリントされているほか帆布の特徴を生かした柔らかくて丈夫な商品となっています。
この他にもデニム素材でありながら水をはじく加工を施したアームカバーや生地を裁断した際に余った布を活用して作られたショルダーバッグなど「倉敷屋」の職人が考案したオリジナル商品を支援者へ贈ります。
このクラウンドファンディングで商品の魅力を伝えるともにこの難局に立ち向かいます。
倉敷屋では今後も返礼品として様々なオリジナル商品を開発していきます。
支援を希望される方はインターネットで「晴れ!フレ!岡山倉敷帆布」と検索してください




