アメリカでの移植手術の願いも叶わず重い心臓病で亡くなった倉敷市の小比賀姫那ちゃんを追悼するチャリティーダンスパーティーが開かれました。
チャリティーダンスパーティーを企画したのは、倉敷市で社交ダンススクールを開く三村明弘・三村雅子夫妻です。渡米して心臓の移植手術を受けるため費用を募っていたきなちゃんを救う会の活動に賛同して企画していましたが、ダンス仲間の善意を届ける前に、姫那ちゃんが亡くなったため追悼パーティーに切り替えて開いたものです。チャリティーダンスパーティーには、県内外から社交ダンスの愛好者約250人が参加し、ワルツやタンゴ、ルンバなどダンスタイムを楽しみました。また、プロのダンサーによるデモンストレーションも行われ華麗なステップで観衆を魅了していました。今回のチャリティーで集まった約40万円は、姫那ちゃんの父親小比賀裕也さんへ手渡されました。小比賀さんは、「みなさんからの善意の募金は、同じ病気で苦しんでいる子どもたちを支援したり、移植に必要な医療器材を寄付するために使わせていただきます」とお礼の言葉を述べました。




