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玉野市議会は５月臨時会をきのう（１７日）から３日間の日程で開会し、２億４６００万円の新型コロナ対策予算案がきょう可決されました。


臨時会では、執行部から４件の議案が上程されました。
補正予算案の中身は、すべて新型コロナウイルス感染症対策事業です。
ワクチン接種を担う医療機関に、接種１回あたり５００円の協力金を支給する事業に４６４０万円を予算化。
パーテーションや除菌などの環境整備や、事業転換・新商品開発などの経費の８０％を補助する事業に２７０社分、７１０２万円の経費を盛り込みました。
このほか、今年４月に、玉野市民病院と玉野三井病院が統合する形で設立された地方独立行政法人玉野医療センターについて、向こう４年間の中期計画の認可を求める議案も出されました。
２０２４年度の目標として、救急受け入れ率は７５．６％に向上。
病床稼働率は８９％と、これまでより２割から３割ほどアップさせることなどを掲げています。
また、２０２４年度を目指す新病院建設については「将来的な医療需要も勘案した適正かつ多様な機能を備えた新病院の整備を進める」としています。
上程された４議案はいずれも原案通り可決されています。
合わせて、それぞれ２０１９年５月から当初の申し合わせにより２年の任期となっていた玉野市議会の三宅 宅三議長と有元純一副議長から辞職の申し出があり、後任を決める選挙が行われました。
選挙の結果、議長には得票総数１９の内１３票を獲得した４期目の高原 良一さんが選ばれました。
また副議長には総得票数１９の内１９票を獲得した２期目の大月博光さんが選ばれています。