総社市新本地区に伝わる伝統の義民祭が行われました。
義民祭は、1718年、享保3年起きた新本義民騒動に由来します。江戸時代に新本地区を治めていた岡田藩は住民の生活を支えていた山を取り上げました。その後、村人4人が藩主へ直訴して命と引き換えに山を取り戻したというのが新本義民騒動です。祭事には、その義民騒動で命を落とした義民の子孫や地域住民などが出席し、先祖の供養のために手を合わせていました。義民祭では祭事のあと、総社市立新本小学校の児童が新本義民騒動の歴史をまとめたオペレッタを披露しました。児童たちの迫真の演技に集った地域住民たちは熱い視線を送っていました。オペレッタのあと地域住民で供養のための義民踊りを踊って先人たちを偲びました。なお、今年の義民祭の模様は来月(8月)14日の午前10時30分から特別番組で放送する予定です。




