去年の県大会で準優勝を果たした倉敷南中学校。しかし、新チームになってからは大きな実績を残すことができず、備南東地区予選にはノーシードで挑みました。
そして、2回戦でいきなり、第1シードの倉敷第一中とぶつかります。好投手要する第一からなかなか得点を奪うことができませんが、倉敷南も粘り強く守り、試合は0対0のまま、プレーオフにもつれ込みます。無死満塁から始まったプレーオフも堅い守りでしのぎきり、サヨナラ勝ちで見事、優勝候補から金星を挙げました。
倉敷南中は準決勝で敗れはしたものの、結局予選4試合でプレーオフによる失点のみと、安定した守りで県大会出場を決めました。
予選4試合を投げぬいたのは山田選手を中心とした3人のピッチャーですが、國府監督は、守りのキーマンとしてキャッチャーの金重選手を挙げます。制球のいい山田選手をリードで盛り立てます。
守備からリズムを作ってきた倉敷南中。予選以降は、打撃練習の時間を増やして県大会での躍進を見据えます。
去年、全国大会出場を果たせなかった悔しさを知る今年のチーム。ノーシードから勝ち上がった勢いで、県大会で旋風をまき起こします。




