「版表現は時空を超える」をテーマに岡山県立大学の学生や倉敷市立美術館の講座生などによる作品展が、総社吉備路文化館で開かれています。
版画は、同じ版面でも使用する色や紙、刷り方などで作品の雰囲気が変わります。
そんな表現方法の違いで変化する版画の面白さを多くの人に知ってもらおうと総社吉備路文化館では、毎年、岡山県立大学デザイン学部の関崎哲教授と合同で版画の企画展を開いています。
6回目となる今年のテーマは、「時空を超える」です。
会場には、関崎教授が指導する倉敷市立美術館の講座生と県立大学の学生の作品が並びます。
また、会場には総社市が所有するテーマに沿った近現代の版画作品も展示されています。
明治神宮の表参道を描いている30年前のこちらの作品、街道を歩く人を良く見ると、様々な時代の服装をしています。
このように、時空を超えた服装の人を描くことで、明治神宮の表参道が歩んできた歴史を表現しています。
「版表現の楽しみ」は、総社吉備路文化館で9日(日)まで開かれています。




