香川県と岡山県の島々を舞台にした現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』が、きょう、開幕しました。
高松市のサンポート高松で開かれた開会式には、実行委員会会長の真鍋武紀香川県知事や総合プロデューサーの福武総一郎さんのほか、オブザーバーとして加わる玉野市の黒田市長など関係者が出席。大漁旗を掲げるおよそ30隻の漁船が港に集まり、華々しく開幕を祝いました。『アートと海を巡る百日間の冒険』と題したこの芸術祭は、香川県の直島や岡山県の犬島など瀬戸内海の7つの島々と高松市を舞台にしています。18の国と地域から75組の著名なアーティストが、島々の風土や暮らしの中に、アートを展示します。島々を舞台にした国際的な芸術祭は、世界でも初の試みです。10月31日までの開催期間中に国内外から30万人を超える人が訪れると見込まれています。来場者の多くが通過する玉野市の宇野港では、芸術祭にあわせて大型テントが設けられ、会場への案内や玉野市の魅力のPRをボランティアスタッフなどが行っていました。瀬戸内国際芸術祭は、10月31日までで、期間中、宇野港では、玉野市のPRイベントなどを計画しています。




