総社市で暮らすブラジル人の自立と地域社会との交流を目指し、岡山県内では、初めてのコミュニティ組織「総社ブラジリアンコミュニティ」が設立されました。
総社ブラジリアンコミュニティは、総社市のブラジル人住民が、地域社会で自立していけるよう互いに助け合い日本人との交流を進めていくコミュニティ組織です。現在、総社市には、約450人のブラジル人が暮らしています。しかし、言葉の問題から生活情報を得る機会が少なく、近年は、不安定な労働環境におかれています。そこで、総社市でもブラジル人が、いきいきと生活できるよう共に支え合えるコミュティ組織を立ち上げることになりました。会長には、総社市役所の国際・交流推進係でポルトガル語の通訳として働いているブラジル人譚(たん)俊偉(しゅんわい)さんが就任しました。また、神在、真壁、井尻野、総社地区の4地域に2人ずつの役員をおき、月に一度の会合で情報交換などを行う予定です。設立式には、片岡 聡一市長も駆けつけ「多文化共生を推進する意味でみなさんの活動を支援していきます」と祝辞を述べました。




