KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

岡山県は、きょう２６日から「新型コロナウイルス変異株への緊急対策」期間に入ります。
期間初日に当たった伊原木隆太知事が会見を開き、県民に向けて不要不急の夜間外出やきのう２５日から緊急事態宣言が発令された４都府県との往来を控えるよう強く求めました。

伊原木知事は県内での感染確認者が２４日（土）に８９人、２５日（日）は６５人と週末にかけても感染拡大が止まらない状況に「確保病床の使用率が５０％を超えこの項目だけでも感染状況悪化を４段階で表すステージ４に該当する」と医療崩壊への強い危機感を表しました。
そのうえで、きようから県全域に向けての「変異株への緊急対策」への協力を呼びかけました。
県民への緊急対策の要請は５項目です。

①夜間の不要不急の外出、特に飲食を伴う会合などの自粛
②食事は会話を避け、個食を徹底、会話の際にはマスクを
③高齢者の地域での会食やカラオケなどの自粛
④２５日から感染拡大地域との往復を避ける
⑤ソーシャルディスタンスなど新しい生活様式の実践の徹底-とともに
「他人との接触をいまの５割にするよう」呼びかけています。
イベントについては県外からの参加が見込まれるものの自粛、催し物の変更や延期などを要請しています。
飲食店などには、カラオケの利用自粛。
大学などには部活動や課外授業は慎重な対応、学生寮での感染防止対策の徹底などを求めています。
緊急対策の期間は４月２６日（月）から５月１６日（日）までです。