小西)こちらは、ロードバイクなどを安定して停められる「サイクルスタンド」です。
サイクリストたちが気軽に店などに立ち寄ることができます。
倉敷市真備町では、サイクリングで町を盛り上げようと、町内の企業が特色を生かしたサイクルスタンドを製造して、現在およそ15ヵ所に設置されています。
こうした真備町の活動を受けて倉敷市は倉敷市真備町を自転車でめぐる「真備サイクリングマップ」を作って、今月1日に公開しました。
今回はこのマップについて詳しい内容をお伝えします。
2つのコースを紹介しているので、それぞれ少し見ていきましょう。
「古代吉備の悠久ロマンコース」は、真備ふるさと歴史館からスタートして二万大塚古墳まで古墳群や吉備真備ゆかりの地を紹介するおよそ11キロメートルのコースです。
続いてもう1つの「真備復興への軌跡コース」は、真備地区が整備されている状況を見ながら小田川沿いに横断するおよそ6キロメートルのコースです。
「真備サイクリングマップ」では、こうした場所が色分けされていたり、お店も記されていたりして、一目でわかるようになっています。
青色のマークのところには、先ほどご紹介したロードバイクが駐輪できるサイクルスタンドが設置されているんです。
マップを作った倉敷市日本遺産推進室は「真備町は自転車を使ってめぐりやすい広さということもあって、新型コロナの影響で外出が難しい中でも屋外でソーシャルディスタンスがとれるサイクリングをこの季節にオススメしたいです。また、復興が進む今の真備町の状況を多くの人に見てもらいたいです」としています。
この「真備サイクリングマップ」は倉敷市日本遺産推進室のホームページか本庁企画経営室日本遺産推進室、真備支所産業課、真備図書館、真備公民館、サイクルスタンドが設置されている施設などで手に入ります。
真備町内ではサイクルスタンドも次々と増えていますから、これを機にみなさんぜひ、春の風を感じる自転車めぐり、楽しんでみてはいかがでしょうか。




