倉敷市はきょう(14日)13人の陽性が判明がしたと発表しました。
そのうち7人は会社の寮で共同生活していて、新たにクラスターが発生した、と判断されました。
岡山県全体では、きょうは合わせて32人が陽性と確認され、岡山県の感染者数は延べ3000人を超えて3023人になりました倉敷市で14例目のクラスターが発生したのは市内の会社の寮です。
感染したのは20代の会社員男性7人で全員が外国人です。
寮で共同生活していて倉敷保健所では「共同使用のトイレや風呂、調理場、それに食事の時の感染防止対策が不十分だったのではないか」とみています。
感染経路は分かっていませんが、7人は5日から9日にかけて熱やセキ、のどの痛み、倦怠感などの症状が出ています。
現在は全員軽症で、入院や宿泊療養施設への入所については調整中です。
他の寮生の検査や濃厚接触者については調査中です。
不特定多数の人と接する職場ではないそうです。
このほか、きょうは5人の感染経路が不明の陽性が判明しています。
5日に熱と肺炎を発症した20代の会社員男性は、13日に入院しました。
現在は中等症です。
30代の会社員男性と、20代の会社員女性、70代の無職男性、50代の会社員女性は、いずれも軽症です。
また、30代の会社男性は10日に感染が発表された30代会社員女性の別居の親族で、濃厚接触者として検査を受けていました。
軽症です。
倉敷市の感染者数は、4月14日の時点で734人になりました。
このうち、現在入院中が36人、宿泊療養施設に入所中が9人、自宅療養中が2人、入院・入所の調整中が8人、退院や退所などが673人、死亡が6人となっています。
4月に入って感染者が再び増えている状況について倉敷保健所の吉岡明彦所長が改めて感染対策の徹底を呼びかけました。
このほか、県内ではきょう14日、岡山市で12人のほか、真庭市3人、津山市2人、新見市と赤磐市でそれぞれ1人の感染が確認されています。
これで県内の感染者数は去年の3月22日に初めての感染が確認されて以来、1年余りで感染者が3000人を超えてのべ3023人となりました。




