倉敷市内の絵画愛好家が集まったグループ「ＢＡＫＵ」の作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
絵画愛好家グループ「ＢＡＫＵ」は倉敷市立美術館が主催する絵画教室の生徒が集まり２３年前に結成されました。
市内の公民館などで週１回集まり、メンバー同士でお互いの作品を鑑賞しながら、腕を磨いています。
会場には、水彩やアクリル、クレパスを使ったものなどメンバーそれぞれが自由に描き上げた作品５３点が展示されています。
こちらは、丸原 智恵美さんが描いた「僕たちの未来は？」という作品です。
今回、海をテーマにした作品を多数出展した丸原さんはこの作品に海洋汚染に対してのメッセージを込めました。
こちらは、メンバーの中で最高齢、今年で９０歳を迎える池田吟子さんの作品です。
現在もクレパス画教室に通う池田さんは、黄色と水色を使い、色鮮やかに幸せな家庭を描いています。
この他にも、鉄などを磨くときに使う「グラインダー」という機械を使い、絵に合わせた額縁を自分で作った作品など個性とこだわりが詰まった作品を楽しむことができます。
第２３回「ＢＡＫＵ作品展」は倉敷市立美術館で今月１８日まで開かれています。
