高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が県内できのう(12日)から始まり、きょう(13日)は倉敷市内の高齢者施設でも接種が行われました。
国から配布されるワクチンは当面、数に限りがあることから県内では高齢者施設の利用者から接種が行われます。
倉敷市児島下の町の特別養護老人ホーム 王慈園では午前9時から入所者25人が接種を受けました。
接種を行ったあとは副反応に備えて15分程度様子を見ます。
施設内の接種会場にはアナキラフィシーショックなどアレルギー反応用の注射薬やAEDが用意されています。
この施設では利用者80人が16日までに1回目の接種を行う予定です。
また、今月27日の週からは施設の職員や関連する病院の職員なども含め321人が随時接種を受けるということです。
2回目の接種についてはワクチンの配布状況にもよりますが5月の連休明けを予定しています。
高齢者向けワクチンの第1便は倉敷市に約2000回分、総社市に約1000回分が届けられています。
また19日の週には約2000回分が倉敷市へ玉野市に約1000回分が届けられる予定です。
配送先の自治体から近隣の自治体へ転送されるケースもあり、26日の週には県内全ての市町村に約1000回分が届けられるということです。
どの高齢者施設で接種を始めるかなど具体的な予定については、県と各自治体が現在調整を行っています。
施設に入所していない高齢者については5月10日から県内一斉に予約を受け付け、5月17日から接種が始まるということです。




