「全国海難防止強調運動」が今日から始まりました。水島海上保安部では、一日海上保安部長と船長を任命し停泊中の船に海難事故防止を呼びかけました。
運動初日のきょうは一日海上保安部長にJX日鉱日石エネルギー水島製油所の梅原 春奈さん、一日船長にニッタンマリンサービスの井上 愛奈さんが任命されました。二人は、水島海上保安部の職員と共に巡視艇「おきなみ」に乗り込み、水島港に停泊中の船に「しっかり見張って、早めの衝突回避をお願いします」などと呼びかけました。特定重要港湾に指定されている水島港は出入いりする船舶が多く、航路となる瀬戸内海には島が多いため、海上の交通量が多い地域となっています。水島海上保安部管内では去年1年間で30隻の海難事故が発生していて、このうち10件が衝突事故となっています。海難防止強調運動はきょうから31日まで行われ、期間中、安全パトロールを行うほか、立ち入り指導を強化することにしています。




