倉敷市は会見で新型コロナウイルスの感染拡大により海外に生産拠点を置く企業が国内に移す動きがあることから拠点を倉敷市に移転した際に奨励金を出す制度を創設したことを発表しました。
また成人年齢が18歳に引き下げられることを受けて今後の成人式あり方についても示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大により製造業などでは海外で生産する部品が調達できなくなった経験から今国内に生産拠点を移す動きが強まっています。
倉敷市ではこうした企業を後押しし取り込もうと製造業を対象にした新たな奨励金制度を創設しました。
制度が受けられるのは海外で製造や部品を調達していた企業が倉敷市内に生産拠点を整備した場合や製造拠点を倉敷市内に集約した企業です。
奨励金は建物などの固定資産税に相当する額を3年間限度額5億円として受けとることができます。
また民法改正により来年4月から成人年齢が18歳に引き下げられることを受けて令和4年度からの成人式あり方についても示しました。
倉敷市が令和4年度に20歳になる人を対象に行ったアンケートで75%が20歳で成人式を開催すべきと答えたことから倉敷市では従来どおり20歳で式を行うことを決めました。
式の名称は「倉敷市二十歳の集い」として行われます。




