西日本豪雨で氾濫した倉敷市真備町・小田川の普段の風景の魅力や、復旧工事の様子などをテーマに募集していた「小田川ふれあい写真」の優秀作品が決まり、表彰式が行われました。
「小田川ふれあい写真」には真備町内外から116作品の応募があり審査の結果、10作品が優秀賞を受賞しました。
このうち最優秀賞を受賞したのは、呉妹たんぽぽ児童クラブによる作品「希望の2021年」です。
今年1月、初詣の帰りに尾崎地区の河川敷で撮影された写真です。
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■最優秀賞 呉妹たんぽぽ児童クラブ 坂本博さん
このほかの優秀作品も、河川敷の四季折々の風景や、日常を美しく捉えたものなど現在も復旧が続く小田川の魅力が伝わる力作ばかりです。
「小田川ふれあい写真」は災害のマイナスイメージを払拭し、真備町内外に小田川の魅力を再発信しようと高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所が初めて企画したものです。
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■高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所 桝谷 有吾所長
表彰式の後は受賞者やその家族などを対象にした工事現場の見学会が行われました。
4月には、優秀作品の10点を中心とした写真展が真備支所や町内のスーパーマーケットで開かれ、応募作品をまとめた写真集も無料で配られるということです。




