倉敷市が南海トラフ巨大地震といった災害の発生に備え倉敷市児島に整備していた防災備蓄倉庫が完成し、きょう(18日)、落成式が行われました。
式には、伊東香織市長や地元関係者などおよそ20人が出席し、テープカットが行われました。
児島インターチェンジのすぐ近く阿津保育園の跡地に建設された備蓄倉庫は、幅45メートル、奥行き15・5メートル延べ床面積がおよそ1100平方メートルで15000人・2日分の飲料水、非常食を保管することができます。
倉庫内には、フォークリフトが配備され西日本豪雨災害の時、課題となった物資の搬入や仕分け、搬送などの作業を効率的に行えるようになっています。
倉敷市は、去年7月から総工費、およそ2憶1700万円をかけて整備を進め、市では初となる大規模な備蓄倉庫が完成しました。
この倉庫には倉敷市全域で必要と想定している備蓄品の3分の1を格納することができます。
倉敷市では、有城の山陽ハイツ跡地などを候補地にさらに備蓄庫を整備していく方針です。




