沖縄県への修学旅行が中止なり、交流予定だった中学校へビデオレターを送った倉敷市立南中学校3年生が岡山県わかば賞を受賞しました。
岡山県わかば賞は、地域の青少年の勇気ある行動などをたたえるものです。
この日は、倉敷市立南中学校の3年生341人が表彰されました。
南中学校は、新型コロナ感染拡大防止のため沖縄県への修学旅行が延期の末、中止となっています。
修学旅行では、沖縄県の糸満中学校の生徒と平和学習を通じて交流が行われる予定でした。
そこで、南中では修学旅行の代替行事として生徒が中心となり糸満中学校の生徒へ合唱やメッセージを収録したビデオレターを制作しました。
また、沖縄県のシンボル・首里城再建の募金活動も行い、およそ5万3千円を寄付しました。
南中学校の岡田直利校長は、わかば賞受賞に伴い「この1年間苦しくつらい時も多かったが本当に皆さんの態度や行動は立派でした」と生徒たちへ言葉を送りました。
南中学校がわかば賞を受賞するのは平成25年(2014年)から7年ぶりです。




