倉敷市が真備町内で整備を進めている災害公営住宅のうち川辺地区に建設している団地が完成し、公開されました。
倉敷市では西日本豪雨で被災し、住宅の再建や確保が困難な人のために真備町内3ヵ所であわせて91戸の災害公営住宅の整備を進めています。
このうち川辺地区に建設されていた災害公営住宅が完成し、報道陣に公開されました。
川辺地区では40戸が整備されていて、部屋の種類は1DKから3DKまで4種類となっています。
建物はエレベーター付きの3階建てで、災害時は屋上に避難できるよう設計されています。
また、新たなコミュニティづくりの拠点となるよう集会室が整備されています。
入居者へは今月25日に鍵が渡され、鍵の引き渡し以降随時入居できるようになります。
倉敷市によりますと仮設住宅の入居者は2月末現在で、借上型に418世帯1004人、建設型に67世帯130人となっています。
災害公営住宅には191世帯の応募があり、既存の市営住宅とあわせて112世帯の入居が決まっています。
倉敷市が整備している災害公営住宅は川辺地区のほか、有井地区に20戸、箭田地区に31戸を建設中です。
いずれも3月末には完成し、4月8日に入居者へ鍵が渡されます。




