きょう(15日)玉野市の7つの中学校で卒業式が行われました。
玉野市内の中学校では今年度393人が門出の日を迎えました。
このうち、荘内中学校では男子52人、女子56人のあわせて108人が卒業します。
これまで卒業生一人一人に卒業証書が手渡しされていましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため代表の生徒が受け取りました。
金光一雄校長は、大変な1年を乗り越えてきた卒業生へ励ましの言葉を送りました。
「これから、うれしいこと楽しいこともたくさんありますが苦しいこと辛いことにも必ず出会います。でも、あきらめたら終わりです。
皆さんが未来に向かって成長されることをとても楽しみにしています。」
つづいて卒業生代表の加藤花優さんが一緒に3年間を過ごしてきた友人たちへメッセージを送ります。
「この3年間を振り返ると楽しいこともあれば苦しいこともありました。
特に今年度は新型コロナウイルスの影響により何かと厳しいことの多い1年でしたが荘内中学校で過ごした日々はかけがえのない思い出です」
最後のホームルームでは、担任の先生から生徒一人ひとりへ卒業証書が手渡されます。
最後は、1年間過ごしてきたクラスメイトへクラスの代表が挨拶をしました。
「離れ離れになるのはすごいさみしいけどみんなと過ごした日々は忘れません。本当に長い間ありがとうございました。」
玉野市の中学校では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年度は16日間の臨時休校をしました。
行事や大会などが延期や中止となった最後の1年間だからこそ精一杯できることを探し、取り組んできました。
卒業生は中学校で過ごした3年間の思い出を胸に新たな一歩を踏み出しました。




