先進国が不法投棄した廃材でできたアート作品を展示・販売する「MAGO(マゴ)ギャラリー倉敷」が倉敷ロイヤルアートホテルの地下1階にオープンしました。
美術家・長坂真護さんは、サスティナブル・キャピタリズムを合言葉に、アフリカ・ガーナのスラム街に先進国が投棄した電子廃棄物を再利用し、美術作品を制作しています。
売り上げはガスマスクの購入や学校の設立など、現地の人々へ還元する活動を続けています。
また、2019年に設立した文化施設では、現地の子どもたちにアートを教え、その作品を販売するなど、新しい文化と雇用も生んでいます。
作品が売れれば売れるほど現地のゴミが減り、経済的に貢献し、文化性も高まるといったSDGsの活動は、アート業界を超え、ビジネス界からも注目されています。
長坂さんは今後も廃棄物をアート作品に再生して販売し、2030年までにガーナに最新のリサイクル工場を建設することを目標にしています。




