総社市は、市内で暮らす外国人に向け、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する説明会を開きました。
総社市内には、3月12日現在で1820人の外国人が生活しています。
市は、外国人のワクチン接種を今年7月中に完了するよう目指しています。
説明会は、外国人の疑問や不安を解消するとともにスムーズな接種を行うために開かれました。
参加した54人の外国人はワクチンの有効性や安全性について、それに接種のスケジュールなどを確認しました。
総社市では、外国人に対しても一般市民と同様に65歳以上の高齢者と高齢者施設の従業員を優先して接種を進めていきます。
そのほかの人についてはワクチン確保の状況に合わせ順次案内していくことなども説明されました。
また、多くの外国人労働者を抱える企業や事業所には、まとめて接種を実施できるよう現在、検討していることも話されました。
会議では、日本語をうまく話せない外国人のため、ワクチンの集団接種会場に外国人専用コーナーを設置して欲しいという要望などが出され、片岡聡一市長は「医師会と連携し、設置を目指していきたい」と話しました。
総社市に暮らす外国人のワクチン接種に関する問い合わせは、コールセンターではなく外国人相談窓口で受け付けています。




