倉敷市内外の風景を水彩画で描いた宮原 正行さんの10回目の個展が倉敷市神田のカフェギャラリーで開かれています。
柔らかく透明感のある淡い色彩の風景作品が並びます。
作品展を開いたのは、倉敷市東富井に住む宮原 正行さんです。
宮原さんは退職後、洋画家の岡本 悍久さんが講師を務める絵画グループ「彩」に参加し、水彩画に取り組んでいます。
個展開催10回目の節目となる今回は、これまで手掛けた作品25点を展示しました。
宮原さんは構図の中で主役と脇役の区別を大切にしていると話します。
特に水の使い方にこだわり、水をたっぷりと塗った紙に絵の具を落としてにじませる技法を使うなどにじみやぼかしを生かしながら一気に作品を仕上げるそうです。
このほか会場には、緻密なタッチで描かれたペン画もあわせて展示されていて、ジャンルの異なる作品を楽しめます。
ジャズが好きな宮原さんは今後アドリブが特徴のジャズのように自由で独創的な水彩画を描き、作品のジャズ化を目指したいと話します。
宮原 正行さんの作品展は13日(土)まで倉敷市神田のカフェ&ギャラリー竹で開かれています。




