倉敷市立美術館で行われいる美術実技講座の講座生が成果を発表する作品展が開かれています。
倉敷市立美術館では、石膏デッサンや水彩画など7つの実技講座が開かれていて、毎年この時期に講座生の活動の成果を発表する展示会が開かれています。
例年は前期・後期で行われる講座の作品が展示されますが、今年は新型コロナの影響で、後期のみ51点の作品が展示されました。
日本画コースの上源志穂里さんは、「冬の彩り」と題して、クリスマスローズを描きました。
和紙をくしゃくしゃにして、インクをしみこませる「もみがみ」という手法を背景に使っていて実際に押し花がそこにあるかのような質感が表現されています。
石版画コースの上野留美さんは鳩を描きました。
上野さんは油彩画を日展に出品するほどの実力者でピンクやイエローなどいろんな色を試しながら、鳩らしいブルーに仕上げています。
現在倉敷市立美術館では、7つの講座で63人の受講生が美術を勉強しています。
そのほか今年は、それぞれの講座の講師6人も作品を出品しています。
倉敷市立美術館美術実技講座生の作品展は7日まで開かれています。




