総社市のインターンシップの成果報告会が開かれ、倉敷芸術科学大生が、インターンシップ中に気づいたことなどを元に市へ政策提言を行いました。
総社市は、学生に地方行政を知ってもらう機会を設けようと、平成21年から、包括協定を結ぶ大学からインターンシップ生を受け入れています。
きのう(16日)開かれた成果報告会には、芸科大生18人が参加し、インターンシップ中に気づいた市の課題などを元に政策提言を行いました。
消防本部で活動した中川隼杜さんは、災害時にペットと共に避難しやすい町づくりのために、まずは市内のイベントで動物と触れ合う機会を設けることを提案しました。
そのほか、西日本豪雨の記録や現状を示す3Dモデルをつくり、水害の原因や復興状況を市民に分かりやすく伝えたいという意見や、総社デニムマスクを駅や移動車でも販売し、障がい者が活躍できる場を広げたいといった意見などがありました。
成果報告会のあと、インターンシップの終了証が学生へ手渡されました。
また、今年度インターンシップに参加した7校80人の中から、優れた政策提言をした学生を来月表彰する予定です。




