倉敷市議会2月定例会は2日目を迎え一般会計1879億9200万円を含む令和3年度の当初予算案などが提案されました。
倉敷市の令和3年度の当初予算は新型コロナの感染拡大の影響により市税収入の大幅な減収となる見込みで、厳しい財政状況となっています。
新年度の当初予算案の一般会計は1879億9200万円あまりです。
歳出のうち新型コロナ対策ではコロナワクチン接種を実施するための経費に26億円を計上しています。
また、災害復興関連では今年の秋に復旧を予定している「まきびの里保育園」の工事費用として3億8000万円。
安全な避難経路を確保するため真備町の岡田小学校前と有井6号線などで計画を進めている狭い道路をひろげるための工事や土地の購入費として2億6000万円。
小田川沿いに復興防災公園を整備するための用地購入費用として1億2000万円が計上されています。
また、新型コロナワクチン接種に向けて先月20日付けでワクチン接種対策班を設置し4月以降に65歳以上の高齢者の接種を行っていくと話しました。
3月1日にはワクチン接種のコールセンターを設置し市民からの問い合わせに対応します。
なお、この日の定例会ではきのう(16日)上程された新型コロナウイルス対策を重点に据えた30億900万円の令和2年度一般会計補正予算など21議案が原案通り可決されました。
2月定例市議会は、24日と25日に代表質問を行い、来月3日からは一般質問が始まります。
来月17日に閉会する予定です。




