きのう(13日)午後11時8分ごろ宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測する地震が発生しました。
東北と関東地方では、あわせて90万戸以上が一時停電し、今も一部の地域では停電と断水が続いています。
災害は「まさか」ではなく「いつか」は起きるものという意識を持って日ごろから準備をしておくことが大切です。
大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考え、寝室や子ども部屋にはできるだけ家具を置かないようにしましょう。
家具を置く場合はなるべく背の低いものにして、転ばないよう対策してください。
出入口をふさがないように家具の向きや置く場所を工夫することも大切です。
家具のほかにもテレビや冷蔵庫など家の中には凶器になるものがたくさんあります。
それぞれの部屋で必要な防止対策を取ってください。
停電のときに使う懐中電灯はできれば1人1つ用意し、割れたガラスから足を守るスリッパや、助けを求めるためのホイッスルなどは手の届くところに備えましょう。
携帯ラジオはAMとFMのどちらも聞けるものを用意して予備の電池もあわせて準備しておきましょう。
非常食の備蓄は1人「最低3日分=つまり9食分」は用意する必要があります。
貴重品には預金通帳や印鑑、身分証明書のコピーなどのほかに公衆電話を使うことも考えて10円硬貨をいれておきましょう。
感染症対策として布マスクやアルコール消毒液も欠かせません。
これらをリュックサックなどの両手が使える袋に入れて避難する時に持ち出しやすい場所に置いておきましょう。
詳しい情報は「おかやま防災ポータル」のホームページをご覧ください。
また、防災活動や被災者支援に取り組む一般社団法人「おかやま笑顔プロジェクト」代表理事の村上浩司さんに電話で備えについて話を聞きました。




