玉野市と香川県直島町の連絡協議会が開かれ、今月開幕する瀬戸内国際芸術祭のPRの仕方や受け入れ体制などを確認しました。
協議会には、玉野市と直島町、それに議会の代表者など22人が出席しました。玉野市の黒田 晋市長は、芸術祭の開催について「期間中は県外と言わず国外からも来場者が訪れる。この機会に玉野市、直島町の知名度をあげ、さらなる発展につなげていきましょう」と挨拶しました。瀬戸内国際芸術祭は、今月19日から直島など7つの島と高松市で開かれる現代アートの祭典で、30万人を超える来場者が見込まれています。玉野市もオブザーバーとして、実行委員会に加わっています。協議会では、玉野市、直島町それぞれの受け入れ体制について、担当者から説明がありました。このうち、玉野市では、JR宇野駅前の広場に大型テントを設けて、会場への案内や玉野市のPRを行うほか、宇野港内に臨時駐車場を確保するなど受け入れ体制を強化しています。この協議会は、地域経済の結びつきの強い玉野市と直島町の行政の諸課題を話し合おうと、年に一度開かれています。協議会では、宇高航路問題の今後の動向や調査事業についての進捗状況なども協議しました。




