江戸から明治時代の古布を使ったひな人形展が、倉敷市のギャラリーで開かれています。
倉敷美観地区のギャラリー十露には、倉敷市でちりめん細工愛好家として活動する伊丹貴美子さんの作品およそ15点が並びます。
江戸から明治時代の上品な色合いの古布を使い、ひな人形の着物をはじめ、橘や桜の飾り、台座まで手作りしています。
こちらは、江戸時代のちりめんで作ったひな人形です。
着物には同じ布を使っていますが、襟や袖に重ねる色を変えることで、男雛と女雛の特徴を表現しています。
そのほか、硬い帯布と柔らかいしぼりの生地を組み合わせたウサギのひな人形など、一つ一つこだわった作品が並びます。
古布ひな人形展」は、今月28日(日)までギャラリー十露で開かれています。




