総社市福井の総社北分館田んぼの学校で10日(土)、園児や児童が草取りをしました。
草取りには、総社北分館の田んぼの学校で米作り体験をしている幼稚園児や小学生など30人が参加しました。地元農家の加藤匠さんから草と稲の見分け方や草取りをする目的などの説明を聞いて、子どもたちは、昔ながらの機械を使っての田の草取りに挑戦しました。6.5アールの田んぼでは、田植えから35日目を迎えたモチ米の苗が50センチほどに成長していて、根を傷めないように苗と苗の間の草を取り除いていきました。草取り機は、木製の取手に土かき金具が付いたもので、「田の草ギカイ」や「おかめ」などと呼ばれました。子どもたちは、モチ米の豊作を願いながら今では珍しい草取り機を押していました。総社北分館の田んぼの学校は、農業や自然体験を通じ、子どもたちの豊かな感性をはぐくもうと平成14年から開校されました。




