倉敷看護専門学校で継灯式が行われ看護学科3年課程で学ぶ42人の学生が看護師として将来の道を歩む決意を新たにしました。
継灯式は看護師を目指す学生が病院での本格的な実習を前に行う儀式です。
倉敷看護専門学校ではこれまで戴帽式として行っていましたが、医療現場でのナースキャップの廃止が進んでいることから、今回から看護の灯を引き継ぐ「継灯式」に変更しました。
42人の学生は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、休校やリモート授業、現場実習の中止など様々な制約を受けながら看護の基礎を学んできました。
学生たちはナイチンゲール像から灯りを受け取り、キャンドルの光の中で看護師への誓いを新たにしました。
難波一弘校長は「みなさんはコロナの流行の中でこれまで大変な我慢をしながら学んできました。
看護にとって忍耐力はとても大きな力になります。
この経験が、みなさんの明るい未来に役立つことを願います」と激励の言葉を贈りました。
学生たちは15日から倉敷市内の病院などで患者の生活援助など看護師の業務を現場で体験し学びます。




