国の重要文化財「野﨑家旧宅」で恒例のお雛様の展示会が始まりました。
ずらりと並んだひな人形。
野﨑家旧宅では、毎年この時期に、野﨑家が所蔵するおよそ200点のお雛様を展示しています。
今年は、大正時代、県北の大地主、石川家に嫁いだ野﨑家の姉妹照さんと頼さんが嫁入り道具として持って行っていたひな人形が、津山市の石川博通さんからおよそ30点寄贈されはじめてお披露目されています。
京都の名工が制作した着物や道具は色目が鮮やかで品のある表情をしています。
100年以上前の人形ですが、職人の手によって昔の技術や材料を使い髪の毛から手の先まで修繕されています。
また、高さ80センチの享保雛は新しい冠に替えて、輝きを取り戻しています。
野﨑家のお雛様展は4月4日(日)まで開かれています。
また迨暇堂を特別公開してひな人形が展示される「おひな同窓会」は2月20日から3月7日まで開かれる予定です。




