新型コロナウイルスの感染が拡大している東京や大阪など10都府県で緊急事態宣言を来月7日まで延長することを昨夜政府が決定しました。
県内の観光地では観光客が減り厳しい状況が続きそうです。
今朝の倉敷美観地区です。
この時期は観光客が少ないシーズンですが例年以上に減っています。
ちょうど1年前は横浜港に寄港した客船で新型コロナの感染が相次ぎ国内でも緊張感が高まっていた時期でした。
2ヵ月後の4月には全国に緊急事態宣言が発令され美観地区の多くの店が臨時休業をしていました。
秋ごろにはGOTOトラベルキャンペーンの後押しもあり美観地区には客足は回復しつつありました。
しかし、冬に入ってから全国的に感染が拡大して、GOTOトラベルが休止。
さらに今年に入り首都圏などで2度目の緊急事態宣言が発令され観光地の商店などは不安を募らせています。
美観地区の土産物店などでは去年4月の緊急事態宣言の時と同じように臨時休業をする店舗が目立ちはじめています。
営業している店舗でも営業時間の短縮やスタッフを減らすなどしてこの難局を乗り越えようとするところもありました。
きょうは立春。
暦の上では春となりますが、観光業が耐える時期はもうしばらく続きそうです。




